記事投稿’24.12.07
ベナーサイクルとは?
ベナーサイクルは、19世紀のアメリカ人投資家サミュエル・ベナーが提唱した、市場価格の周期的変動を予測する理論です。彼は1875年に『Benner’s Prophecies of Future Ups and Downs in Prices』という著書を発表し、農産物や鉄鋼などの価格変動に一定の周期性があることを示しました。
このサイクルは、以下の3つのフェーズで構成されています。
- パニックの年:市場が急激に下落し、投資家がパニックに陥る時期。
- 好況の年:市場が活況を呈し、資産価格が高騰する時期。投資家はこの時期に資産を売却することが推奨されます。
- 困難な時期、低価格の年:市場が低迷し、資産価格が下落する時期。この時期は資産を購入し、次の好況期まで保有するのが良いとされています。 ウィキペディア
ベナーサイクルは、特に農産物や鉄鋼市場の価格変動に強い洞察を持ち、これらの市場における価格の変動を分析し、経済全体のサイクルを予測しようとしました。
しかし、ベナーサイクルは科学的な根拠や理論的な裏付けが乏しく、経済や市場の複雑な要因を無視しているため、信頼性や妥当性に欠けるとの指摘もあります。
投資家がベナーサイクルを活用する際には、他の経済指標や市場分析と併用し、過度に依存しないことが重要です。市場は多くの要因によって影響を受けるため、複数の視点から総合的に判断することが求められます。
仮想通貨市場もまた、周期的な変動が顕著です。以下は過去と未来の予測です。
2019年終わりから2023年終わりはパニックの年
直近数年間に目をやると2019年が終われば2023年までの数年間は要警戒ゾーンということをベナーサイクルが示しています。
2020年に入っってすぐにコロナショックを経験しましたよね。本当は大恐慌に陥るレベルの危機でしたが、政府とFRBが大量のお金をばらまいたことで経済を救い、そしてその副作用であるインフレの急上昇で2022年には利上げショックが起こりました。この間、株価自体は上昇しましたがコロナショックや利上げショックで狼狽売りが発生数は相当でしたので、要警戒ゾーンだったと言えるのではないでしょうか。
ベナーサイクルは要警戒ゾーンで株価が下がり続けるわけではなく、価格の上下が激しくなるという意味なので、価格の上下が激しくなり市場がパニックに陥ることを示しているので、そういう意味では的中と言えるのではないでしょうか。
2024年終わりから2026年終わりは好況の年
ここまでなんだかんだで結局ベナーサイクル通りに進んでいると思われ、そして現在はベナーサイクルによると好況の年ゾーンに突入しており2026年の終わり頃まではを資産保留を継続するべきということを示していますベナーサイクル的には今から大体1年半くらいは資産保留を継続でいいということですね。そして2026年の終わり頃に一旦利益を確定するのにいい時期が訪れ2032年の終わり頃まではサイクルの底に向かうということになってますこのサイクルを鵜呑みにするのであれば2026年が終わって2032年が終わるまでは相場が低迷するかもしれませんそしてまた2032年の終わり頃から2035年の終わり頃まで続く強気相場が始まるという流れですね。
■トラさん家のセミリタイア戦略
チャンネル:https://www.youtube.com/@tora-san
参考:https://www.youtube.com/watch?v=QBp0BnV0EaM
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