VTuberの配信や切り抜き動画でBGMを使うと、YouTube Studioに「Content IDの申し立て」と表示されることがあります。これは著作権侵害による削除通知や著作権侵害の警告と同じものではありません。本記事では、YouTube公式ヘルプを基に、表示の意味と確認順序を整理します。
公式情報確認日:2026年8月13日。本記事は一般的な操作案内であり、個別案件への法的助言ではありません。
Content IDの申し立てとは
Content IDは、権利者がYouTubeへ提出した音声・映像の参照ファイルと、アップロードされた動画を自動照合する仕組みです。一致すると、権利者の設定に応じて「ブロック」「収益化」「トラッキング」のいずれかが適用されます。国や地域によって処理が異なる場合もあります。
| 表示 | 意味 | チャンネルへの影響 |
|---|---|---|
| Content IDの申し立て | 登録された参照ファイルとの自動一致 | 通常は動画単位。申し立てだけで著作権侵害の警告にはならない |
| 著作権侵害による削除通知 | 著作権者等が送る法的な削除要請 | 有効と判断されると動画が削除され、著作権侵害の警告を受ける |
VTuber配信で申し立てを受けたときの順序
- 詳細を開く:YouTube Studioの「コンテンツ」から対象動画を選び、「制限」の詳細を開きます。
- 一致箇所と申立人を確認する:曲名だけで判断せず、使用された区間、地域、ブロック・収益化・トラッキングのどれかを確認します。
- 利用条件を確認する:購入明細、ライセンス画面、配布元URL、ダウンロード日、作曲者の個別条件を保存します。
- 対応を選ぶ:申し立てが正しい場合は、そのままにする、該当曲を消去する、音声をミュートする、別の曲へ置き換える方法があります。
- 権利を確認できる場合だけ異議を申し立てる:必要な権利を持つ、著作権の例外に該当する、誤認識だと判断できる場合に、根拠を具体的に記載します。
クレジットを書いた、曲を購入した、動画を収益化していない、という事情だけでは、YouTube公式が示す異議申し立ての正当な理由にはなりません。
異議申し立て後の期限と注意点
最初の異議申し立てでは、申立人に30日間の回答期限があります。申立人は、申し立ての取り下げ、申し立ての復活、著作権侵害による削除通知の送信、または期限切れのいずれかを選びます。復活した申し立てに再審査を請求した場合、申立人の回答期限は7日間です。再審査請求の結果として有効な削除通知が送られると、動画削除と著作権侵害の警告につながるため、根拠が曖昧なまま進めないでください。
収益化中の動画では、申し立てから5日以内に異議を申し立てるか、その後に行うかで、収益を保留する起点が異なります。公開直後の動画ほど、詳細の確認を後回しにしないことが大切です。
BGMを使う前に残しておく記録
- 楽曲名、作曲者名、配布元の公式URL
- 利用規約を確認した日と、楽曲ごとの追加条件
- ダウンロード元と購入・ライセンスの証明
- 動画説明欄に記載したクレジット
DOVA-SYNDROMEを使う場合は、VTuber配信での利用条件とContent IDの注意点も確認してください。


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